SMAPも指導 「東京ボンバーズ」の“牛若丸”小泉博さんは今
ローラーゲームとは、アイススケートのショートトラックほどの大きさのリンクで、男女5人ずつ計10人の混成チームが相手チームと得点を競い合うスポーツだ。滑りながら殴る、蹴る、乱闘もありで「史上最速の格闘技」とも言われる。
「日本の競技人口はまだ15万人ほどですが、米国には約2000チームあり、最近、ますます数が増えてるんです」
今年3月に米ロサンゼルスで開かれたローラースポーツのイベントでは、米国チームと日本チームの男女別エキシビションマッチを行った。
「試合こそ負けましたが、スピードや技術は勝っていました。課題は体格差に伴うフィジカル面と戦略の強化。若手をちゃんと育てれば、欧米の選手にも負けません」
■ジャニーズタレントを指導
さて、都内大田区生まれの小泉さんが「東京ボンバーズ」のメンバー候補となったのは72年10月、中学3年のときだった。
「僕たち1期生は定員50人のところ応募者数が数千人。プロになったのは数えるほどです。僕は今も身長162センチと小柄なんですが、当時は150センチ弱。その分、すばしっこさとスピードがウリで、翌年にプロ契約しました」