SMAPも指導 「東京ボンバーズ」の“牛若丸”小泉博さんは今

公開日: 更新日:

 アイドル顔負けの甘いマスク。見上げるような巨躯の米国人選手に立ち向かう姿は「牛若丸」にたとえられ、たちまち人気選手となった。

「テレビはゴールデンタイムの放送だったし、8月の週末といえば日本武道館でローラーゲームという時代。僕たち東京ボンバーズが米国チームを迎え撃ち、ピーク時の視聴率は15%超えでした」

 だが、やがて視聴率が急落。75年、放送終了と共に東京ボンバーズは解散した。

「しばらくはローラースケートの世界を離れ、建築現場の運転手をしていました。戻ったのは24歳。ローラースケート教室を開き、イベントプロデュースを始めたんです。83年に開業した東京ディズニーランドのオープニングイベントにも参加してるんですよ」

 つくば万博のイベントやミュージカルなども手がけた小泉さんは、88年、ローラースケーターの裾野を広げるため、会社を設立。各種イベントやローラースケート教室の企画・プロデュースのほか、ジャニーズ事務所のタレントにローラースケート指導もしている。光GENJIやSMAPもプロデュースしたというからすごい。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動