かさむ麻央の治療費…海老蔵がファンクラブ発足の裏事情

公開日: 更新日:

 本人いわく「思いつき」らしいが……。歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)がファンクラブ「THUNDER PARTY!」(以下FC)を発足、10日にオープニングイベント開催の様子が報じられた件。後援会制度が主流の歌舞伎界において横文字のファンクラブは異例中の異例といえる。

 もちろん、海老蔵自身も「成田屋倶楽部」というリッパな後援会があるだけに目的は何? などといぶかりたくもなる。従来の後援会では入会特典として、公演チケットの先行受付ほか会報誌が届いたり、役者を交えたパーティーへの参加ができたりする。だが、いかんせん、高額な会費を支払わなければならない。

「それこそ役者の後援会の会費はまちまちで年間5000円程度のものもありますが、市川團十郎事務所が運営する市川宗家の後援会『成田屋倶楽部』は、年会費2万円で入会金も1万円かかる最高ランクです。長年のご贔屓筋は別として、入会に尻込みする人は少なくない。今回のFCは主に若年層などの獲得を狙ったもの。運営会社も“成田屋”ではなく、『SKIYAKI』というファンクラブの企画や運営を行うプロとタッグを組んだ。海老蔵にとって従来とは異なる資金源になるだろう」(演劇関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    島田洋七が松本人志復帰説を一蹴…「視聴者は笑えない」「“天才”と周囲が持ち上げすぎ」と苦言

  3. 3

    人気作の続編「民王R」「トラベルナース」が明暗を分けたワケ…テレ朝の“続編戦略”は1勝1敗

  4. 4

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  1. 6

    松本人志が文春訴訟取り下げで失った「大切なもの」…焦点は復帰時期や謝罪会見ではない

  2. 7

    窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中

  3. 8

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  4. 9

    菊川怜が選んだのはトロフィーワイフより母親…離婚で玉の輿7年半にピリオド、芸能界に返り咲き

  5. 10

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇