小林麻央「進行性がん」報道 海老蔵“成田山で得度”の意味
歌舞伎界に衝撃が走っている。市川海老蔵(38)の妻でフリーアナウンサーの小林麻央(33)が進行性のがんで闘病中であることがわかった。9日のスポーツ報知が伝えたもので、部位やステージなど進行具合は不明ながら極秘入院して治療を続けているという。
2人は2010年3月に結婚。麻央は以前は成田屋のおかみさんとして夫が出演している劇場を訪れては贔屓筋などへの対応をしていたが、ここ1年ほどは姿を見せていなかった。また、5月2日のブログで海老蔵は「実は今 マオが少し体調悪いんです」「一番まおが大切です」(原文ママ)と告白。先日は姉の小林麻耶(36)が体調不良でダウンし長期休養を発表したが、妹の闘病と看病による心労がたたったとみられる。
関係者には厳重な箝口令が敷かれ、夫の海老蔵は仕事を休むことなく、努めて明るく振る舞っているというが、思い出されるのは海老蔵が今月1日にブログで明かした「得度」のことである。
千葉の成田山新勝寺で出家の儀式である得度を授かった海老蔵は「心身ともに私自身変化したいという強い気持ちから」と説明していたが、松竹関係者によると「成田山は市川宗家にとっては先祖代々ゆかりの深い場所。当初は父である12代目市川団十郎が亡くなって3年が経つのでその供養をかねてではと言われていましたが、麻央夫人の体調回復の願掛けが理由でしょう」と話す。
成田屋のお家芸である“にらみ”は邪気を払う所作で、見た者は無病息災の御利益があるといわれている。またしても試練の時を迎えた海老蔵。そして麻央夫人の一日も早い回復が待たれる。