高倉健さんと半同棲 「ハレンチ学園」児島美ゆきさんは今
PTAから“低俗番組”と名指しされ社会問題になったものの、一躍注目を浴びた児島さんは、その勢いを借りて同年12月にクラウンから「どういうわけか」でレコードデビュー。男性誌のグラビアを飾り、ドラマやバラエティー番組にも引っ張りだこになった。中でも、土居まさる司会の「TVジョッキー」(日本テレビ系)の初代アシスタントに抜擢され、“天然キャラ”で人気を不動にした。
その一方、女優では演技派として一目置かれ、倉本聰脚本のドラマ「北の国から」(フジテレビ系)で演じたホステス役は印象的だった。
「田中邦衛さん演じる主人公・五郎に惚れられるワケあり女性“こごみ”です。これをテレビで見た高倉健さんが気に入ってくださったんです」
邦衛さんを介して、健さんから「とてもすてきです。応援してます」と連絡があったのをきっかけに、電話でやりとりするようになった。
積極的だったのは健さん。「うちにコーヒーを飲みにきませんか」と誘われ、男女の仲になったのは2度目の訪問時。
「その日に『これからは剛ちゃんと呼んでください』って。健さんの本名は“小田剛一”だから」