加山雄三が新五輪音頭 “御年80の若大将”起用に心配の声
「元祖」の大ヒットにあやかることができるか。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は24日、前回の東京五輪のテーマソング「東京五輪音頭」をリメークした「東京五輪音頭―2020―」の制作を公表。あわせて、加山雄三(80)、石川さゆり(59)、竹原ピストル(40)の3人を歌唱者として起用することが発表された。
思い起こせば、1964年の東京五輪の際にリリースされた元祖「東京五輪音頭」の三波春夫バージョンは250万枚を売り上げる国民的ヒット曲となり、大会そのものをもり立てた。新バージョンでは大会の時期や背景を見据えて、〈あの日ローマで〉を〈リオデジャネイロで〉、〈とんでくるくる赤とんぼ〉を〈リズム合わせる蝉の声〉などと歌詞の一部をアレンジするという。
夏祭りや盆踊りシーズンを目前にリリースしたこともあり、組織委員会の力の入れようがバンバン伝わってくるが、一部では歌唱する面々の人選について驚く声が聞こえてくる。というのも、「以前に『東京五輪』を収録したカバーアルバムを発売して、新バージョンの歌い手の本命と目されていた氷川きよしと、昨年末のNHK紅白歌合戦で同曲を生披露した福田こうへいがいずれも“落選”した」(音楽ライター)からだ。