布川敏和さんが振り返る「家でのツラい酒でうつ病に…」
翌朝6時に新宿スバルビル前で集合してロケに行くのに、朝5時半ぐらいまで六本木で飲んでました。その頃、「いいちこ」とか麦焼酎をよく見るようになって一晩で1本とか飲んでました。
むちゃな飲み方もしました。乾杯はスピリタスってウオッカ。アルコール度数98度だから、火がつく。ショットグラスについで火をつけて「乾杯」した後、フッて息で火を消して一気飲みする。喉がカッとくるからすぐに水を飲まないと声が出ない。女の子なら2杯、男でも4杯も飲んだらつぶれちゃいます。
ドラマの後半、宍戸開クンを連れてスピリタスを飲んだ時、開クン、火を消すのを知らなくて火がついたまま飲んじゃった。そしたら、彼の上半身が青い炎にブワ~ッて包まれちゃって!
慌ててみんなでおしぼりで叩いて火を消したから無事でしたけど、あれにはビックリしましたねぇ。
そんなボクも30代になったら落ち着いてきて家で飲むことが増えていきました。
ツラい酒を飲んだこともあります。2002年に父が、04年に母が、食道がんや糖尿病の合併症で亡くなって。その少し前には次女が先天性の難病をもって生まれ、どうなるかわからないような状態で。