安室奈美恵は地元沖縄で「神格化」…歌姫から歴史的人物へ
■“うちなんちゅ”の誇り
社屋に飾るため紙面をラミネート加工しようと業者を訪ねたら、既に近所の飲食店の方が列をなしていました。ネット全盛の今、本紙を大切に扱ってくださったことはうれしい誤算です。4ページにわたる特集紙面にやりすぎではないかと社内で懸念の声もありましたが『うちなんちゅの誇り』『記録的価値のある紙面』とお褒めの言葉ばかりで、杞憂に終わりました。県民の関心度は我々の予想を超えており、一歌姫ではなく、時代を超えた“歴史的人物”として、今後も特集紙面を考えております」(「琉球新報」編集担当者)
県民栄誉賞を受賞した際、沖縄への熱い思いを滔々と語った安室。これら地元紙の号外や特集号は今や、1部5000円の高値でネット上で転売されるほど。“うちなんちゅ(沖縄県民)”の心をひとつにする安室のパワーは絶大。齢40にして沖縄史に燦然と輝く偉人、いや“神”になりつつある。