AKB総選挙は人気低下 全国のアイドルグループでW杯を提案
今回の総選挙で2位になった須田亜香里が、そのスピーチで「世間は私たちが思っている以上に、興味ない」と語り、本人たちにもその自覚があるということがわかった。そもそも、AKBグループは、あの秋元康氏がプロデュースして、爆発的に拡大していったアイドル集団で、毎年のように新しい企画を打ち出して飽きさせないようにしてうまくやってきた。秋元氏のことだから、今後また、違った路線などを見せてくれることは期待できる。
■全グループに参加呼びかける
実は、僕なりに考えた大きな打開策がある。いま、世の中はサッカー・ワールドカップ(W杯)の話題でもちきりだ。同じようにAKB総選挙も、ワールドカップをやったらいかがだろうか。
AKBやSKE48、NMB48などにとどまらず、同じ秋元プロデュースの乃木坂46、欅坂46のほか、あの、モーニング娘。や、ハロプロのアイドルグループ、いや、全国に存在するご当地アイドルや地下アイドル、果ては韓国やアジアの同様のグループをエントリー制で参加を呼びかける。一定期間のうちにCDを発売して、そのCDに投票券をつけて総選挙を行えば、すべてのアイドルの人気順位が明らかになるし、CDもあらゆるファンが買うことで、音楽業界の活性化も見込める。
CDが売れない時代といわれて久しい中、ひとつの起爆剤になるのでは……、とひとり思っているのだが。