24時間TV100kmマラソン みやぞんサンバイザー着用のナゼ?
平均視聴率15.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同)を記録した今年の「24時間テレビ」(日本テレビ系)。この数字は全41回中、歴代22番目にあたり及第点といったところか。
ともあれ、数字の底上げを担ったのは、番組史上初のトライアスロンに挑んだ「ANZEN漫才」みやぞん(33)である。完走する場面では瞬間最高視聴率34.7%をマーク。感動を誘うフィナーレ前にはスタート時からのVTRが流れたが、それを見て、ふと、疑問に思った視聴者は少なくなかっただろう。なぜ、みやぞんはサンバイザーだったのか、と。
日頃の行いの良さからか、太陽が燦々とふりそそぐ中での挑戦となったみやぞん。スイム、バイクに続き、過酷な100キロマラソンに挑んだわけだが、生地で覆われたすっぽりとかぶるキャップタイプの方が日よけ効果があるような……。有森裕子氏のマラソン指南本では〈直射日光から頭を守ってくれるので日射病予防になり、雨の日は髪が濡れなくてすみ〉とキャップ着用の利点について説いている。一方のサンバイザーには、汗が蒸れないというメリットがあるだけに、みやぞんは極度の汗っかきなのか。所属事務所の浅井企画にサンバイザー着用の理由について問い合わせてみると、「何も意味はない」(担当者)とのこと。まあ、相方のあらぽん(32)がみやぞんの実家をアポなしで訪ね、サンバイザーのツバに母親から息子への応援メッセージを添えたとなれば、やすやすと替えられないか。
キャップ不使用のおかげで(?)、大量の整髪料をつけずとも色艶の良い自毛の持ち主だと分かったが、筋肉だけでなく、頭皮のダメージケアも入念にした方がよさそうだ。