滝沢秀明 ジャニー社長「後継」指名までの“波乱の舞台裏”
■メリー副社長とその愛娘ジュリー副社長の反発は
どちらかというと自分が売れることを最優先に考え、周りをライバル視するタレントが多い中、滝沢は後輩たちの面倒をよく見て、相談にも乗り、舞台でコーナーをつくったりと、育成にも取り組んできた。ジャニーズに近いプロデューサーが振り返る。
「幼少時代から共演した山下智久の魅力をジャニー社長に伝え、スカウトするよう推薦したといったエピソードがタッキーにはいくつもあります。彼によって、児童劇団からジャニーズ入りした山下はタッキーを恩人と思って感謝しています。恩人といえば、母子家庭で苦労した少年時代から自分を育ててくれたジャニー社長はタッキーにとって、恩人というか、父親に近い存在なんです。プロデュースや演出のイロハまでジャニー社長について学んできたし、ジャニー社長が滝沢がいてよかったと喜ぶのはよくわかります」
もっとも、ジャニー社長の後継といっても、滝沢が担うのは舞台のキャスティングや演出、プロデュースのこと。要は裏方業務だ。ジャニー氏は滝沢を将来的に社長に据えたいと考えているようだが、これにメリー副社長とその愛娘ジュリー副社長が猛反発していると、週刊誌などでは報じられている。前出の担当記者が続ける。