滝沢秀明 ジャニー社長「後継」指名までの“波乱の舞台裏”

公開日: 更新日:

ジャニーズJrたちの育成で、お手伝いしたい」

 ジャニー喜多川社長は滝沢からそう言われたと事務所のサイトで明かし、こう続けた。

「私は驚きと共に嬉しくて涙がこぼれそうでした」

 滝沢は年内でタレント活動から身を引き、今後はジャニー氏の後継者、幹部として、タレントの育成やプロデュース業に専念する。

「これは前々から、予想されたことでした」とジャニーズ担当記者が言う。

「ジャニーズをヤクザ組織になぞらえると、東山紀之が若頭、オジキが近藤真彦、滝沢は堂本光一らと並んで次世代を担う若頭補佐というポジションでした。今回はそんな滝沢が先輩たちを差し置いて手を挙げた印象かも知れませんけれど、実際は少し違います。近藤は悪い言い方をすると自分勝手な甘えん坊ですし、東山はマイペースで、自分が全てというタイプ。舞台などでは集合時間の1時間前には来て、腹筋500回を当然のようにやっていたりするし、役員として、背中で後輩を引っ張っているつもりかも知れませんけれど、後輩たちの面倒見、プロデュース能力、人柄も人望も、滝沢にはとても及ばない。それは関係者なら誰もが認めていると思いますよ。滝沢には『芸能部長』との異名も内部ではあります」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    島田洋七が松本人志復帰説を一蹴…「視聴者は笑えない」「“天才”と周囲が持ち上げすぎ」と苦言

  3. 3

    人気作の続編「民王R」「トラベルナース」が明暗を分けたワケ…テレ朝の“続編戦略”は1勝1敗

  4. 4

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  1. 6

    松本人志が文春訴訟取り下げで失った「大切なもの」…焦点は復帰時期や謝罪会見ではない

  2. 7

    窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中

  3. 8

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  4. 9

    菊川怜が選んだのはトロフィーワイフより母親…離婚で玉の輿7年半にピリオド、芸能界に返り咲き

  5. 10

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇