滝沢秀明 ジャニー社長「後継」指名までの“波乱の舞台裏”
「ジャニーズJrたちの育成で、お手伝いしたい」
ジャニー喜多川社長は滝沢からそう言われたと事務所のサイトで明かし、こう続けた。
「私は驚きと共に嬉しくて涙がこぼれそうでした」
滝沢は年内でタレント活動から身を引き、今後はジャニー氏の後継者、幹部として、タレントの育成やプロデュース業に専念する。
「これは前々から、予想されたことでした」とジャニーズ担当記者が言う。
「ジャニーズをヤクザ組織になぞらえると、東山紀之が若頭、オジキが近藤真彦、滝沢は堂本光一らと並んで次世代を担う若頭補佐というポジションでした。今回はそんな滝沢が先輩たちを差し置いて手を挙げた印象かも知れませんけれど、実際は少し違います。近藤は悪い言い方をすると自分勝手な甘えん坊ですし、東山はマイペースで、自分が全てというタイプ。舞台などでは集合時間の1時間前には来て、腹筋500回を当然のようにやっていたりするし、役員として、背中で後輩を引っ張っているつもりかも知れませんけれど、後輩たちの面倒見、プロデュース能力、人柄も人望も、滝沢にはとても及ばない。それは関係者なら誰もが認めていると思いますよ。滝沢には『芸能部長』との異名も内部ではあります」