中川翔子に聞いた仕事の流儀 「好き」をあきらめず全力で

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 ヒロインのアン(ミシェル・ウィリアムズ)は弁護士でバリバリのキャリアウーマン。気は強いが、ミニスカートで闊歩し色気もある。恋愛にも積極的で「憧れの女性」と話すが、自身も芝居、歌手、MCなどマルチに活動する売れっ子だ。東京2020大会マスコット選考検討会議の委員、東京コミコン2018のアンバサダーも務めている。

「若い頃から『これがしたい』っていう思いをずっと書き記してきたんです。言霊というか、当時はよく分からず蒔いていた“ことばのタネ”が、今になって芽が出てきたんでしょうか。女子って20代後半あたりから仕事がどんどん楽しくなって、こうしたいああしたいという欲や目標が明確にもなる。もちろん、結婚や出産への憧れや夢もめちゃくちゃあります。実は30歳になった頃、事務所の人と今後の方向性とかいろいろ話したんですが、私はやっぱり、歌も演技も声優のお仕事もすごく楽しいから諦めたくはないなって。だからその都度、全力で濃くしていこうって決めたんです」

 年を重ねた分だけ、好きが増えていくのが楽しい。


「いまさら普通免許を取りに行ったり、自宅に人を招いて料理を作ったり……。20代前半の頃は友達と遊ぶことも全然してなかったので、今の方が仕事もプライベートも充実しています」

 食べ物の好みも変わり、現在のブームはそばと魚。取材日の夜のブログには、丼いっぱいのサンマの甘露煮がアップされていた。
(取材・文=小川泰加)

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