ウーマン村本は代弁者? 嫌われ者だけど好感度が高いワケ

公開日: 更新日:

「村本はツイッターなどの過激発言から『炎上芸人』として注目を集めてきました。しかし、毒舌は“キャラ”ではなく、過去に相方を10人代えるなど、性格にクセがあるのではと周囲にみられていました。実際に、先輩芸人とも笑いのスタイルをめぐって口論となり、一触即発になったことも一度や二度ではないようです。米国に留学中の先月も沖縄の米軍基地の歴史をめぐって、『ド極右クソハゲの大嘘つき作家が沖縄の歴史のデマを流してたらしい』と作家の百田尚樹氏を罵倒するツイートが話題になりました」(芸人関係者)

 あちこちにケンカを売り、四面楚歌の感じもする村本だが、なぜ「好きな芸人」に名を連ねたのか。元「Wコロン」の木曽さんちゅう氏が言う。

「村本君は根が悪い人ではないのでしょう。恐らく、素は『毒舌』ではないと思いますよ。確かに昨年末のフジテレビの『THE MANZAI』の特番で原発や米軍沖縄基地問題など政治色を前面に打ち出したネタを披露し、ますます毒舌にも拍車が掛かりました。世の中の人が感じる社会に対する不満を代わりにハッキリ言ってくれる代弁者としてファンは彼を支持しているのだと思います。テレビに出たいのであればお茶の間に好かれなければならない。しかし、ニコニコしながら、ご機嫌取りだけでは裏がありそうで怪しい。村本君は本音を語るので裏がなさそう。そこにファンは気付き、共感しているのだと思います」

 村本の“裏”にもっと多くの人が気付けば「好きな芸人」の上位にランキングされる日が来るかもしれない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  2. 2

    中居正広の騒動拡大で木村拓哉ファンから聞こえるホンネ…「キムタクと他の4人、大きな差が付いたねぇ」などの声相次ぐ

  3. 3

    木村拓哉は《SMAPで一番まとも》中居正広の大炎上と年末年始特番での好印象で評価逆転

  4. 4

    中居謝罪も“アテンド疑惑”フジテレビに苦情殺到…「会見すべき」視聴者の声に同社の回答は?

  5. 5

    中居正広9000万円女性トラブル“上納疑惑”否定できず…視聴者を置き去りにするフジテレビの大罪

  1. 6

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  2. 7

    フジテレビは中居正広で“緊急事態”に…清野菜名“月9”初主演作はNHKのノンフィクション番組が「渡りに船」になりそう

  3. 8

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  4. 9

    若林志穂vs長渕剛の対立で最も目についたのは「意味不明」「わからない」という感想だった

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース