京都に“愛の新居”報道…それでも鈴木京香が結婚しない理由
僕は、鈴木の結婚というと、頭に浮かぶ女優がいる。昔から好きな女優の梶芽衣子だ。梶は昔、「女優という仕事を真剣にやっていこうと思えば、結婚なんて考えられない。少なくとも私にはできない」と語ったことがある。その通り、梶は一度も結婚していない。
その言葉は、鈴木京香にも当てはまるのではないか。昨年も連ドラで主演し、映画も1本公開されている。数多くというわけではないが、CMも途切れることはない。押しも押されもせぬ実績だ。仕事を選べることができる、数少ない女優のひとりだともいえる。
だからこそ、その美貌を保ち続け、女優としての知識と経験を磨き、損なわないように努力をしていくことが優先されるのではないか。家同士のことも考えたりする必要のある「結婚」は、なかなか考えにくくなるのだろう。彼女自身、「大好きな人がそばにいてくれるだけで満足」と言っているようだ。
常々、“恋多き女優”の方が売れるし、プライベートのことは語らない方が謎めいていいと僕は言ってきた。この商売をしていて、いろいろプライベートまで話をしてくれる人の方がありがたいのだが、魅力を保つ意味では、あまり語らないのが得策と思っている。
鈴木は自然体でそのポジションに来ている。堤真一も長谷川博己も彼女との交際中に主演俳優となっていった。それほどの影響力を彼女は持っているのだ。