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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。「芸能界」というビジネスは、いかにして始まったのか。貴重な証言を収録した「芸能界誕生」(新潮新書)。伝説の番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」を基に描く青春群像ノンフィクションノベル「史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記」(双葉社)。2つの最新著が絶賛発売中!

まるで付き人…霜降り明星・粗品が相方せいやに尽くす理由

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「毎日、僕、せいや用のポケットティッシュ持ってるんですよ」(粗品日本テレビ「内村&さまぁ~ずの初出しトークバラエティ 笑いダネ」3月17日放送)

 コンビとしては「M―1グランプリ」(テレビ朝日系)で優勝。ピン芸人としても「R―1ぐらんぷり」(フジテレビ系)で優勝し、前人未到の2冠を果たした霜降り明星の粗品(26)。しかも、どちらとも史上最年少の記録付きだ。

 相方のせいやは、鼻の調子が悪く、よくハナをかみたくなるという。けれど、せいやはティッシュを持っていないことが多い。そんなことから、粗品が相方のためにしていることを明かした言葉を今週は取り上げたい。しかも、わざわざ「質の違うタイプを2つ」持っているのだという。

 なぜ、粗品はそんなにも相方に“尽くす”ようにしているのだろうか。そもそも粗品はピン芸人としてキャリアをスタートさせた。彼の登場は鮮烈だった。弱冠19歳の若さで関西の年末大型番組「オールザッツ漫才」(MBS)で史上最年少優勝。「突如現れた天才」などと絶賛された。

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