米人気ラッパーのニプシー・ハッスル 銃撃され33歳で逝去
今年2月のグラミー賞最優秀ラップアルバム部門の候補に選ばれた米国の人気ラッパー、ニプシー・ハッスル(33)が銃で撃たれ、死亡した。複数の米メディアが報じた。日本では小室哲哉の作品に参加したことで知られる。
報道によると、ロサンゼルス郊外で3月31日、自らが経営する衣料店の外で男に至近距離から数発撃たれ、搬送先の病院で死亡が確認された。一緒にいた2人も撃たれ負傷したが命に別条はない。犯人は逃走中で、警察が捜査を進めている。
現場はハッスルの出身地で治安の悪い地域。彼自身もギャングと関わっていたが、地域社会の活性化などに力を入れており、近く警察とギャングの抗争問題について話し合う予定だったという。