「Mr.サンデー」のお粗末ぶりを“暴露” 中森明夫氏の真意は
実はこれまでもテレビ番組からの取材依頼には、常識を欠くものが少なくなかったという。
「面識もないのに突然リサーチの電話がかかって来て、“〇〇の件についてどう思いますか?”などと唐突にコメントを求められることもありましたね。その多くがギャランティーの有無についての説明もなければ、どのように扱われるのか、そもそもクレジットは載るのかといった基本的な説明がなされない。そういう失礼な依頼はお断りしてきたことに加え、最近はネット上でテレビの制作のあり方が非難される機会が増えたことで、その手の依頼も減ってきてはいると思います。
もちろん、すべてのテレビ番組制作の現場がそうだともいいません。ですが、依然として今回のような依頼があるのも事実。改めて言うことでもありませんが、テレビは多大な影響力を持っているメディアであり、細心の注意を払っていただきたいと思います」
ネットの影響力が強まる昨今、テレビ局が早急に見直すべきは番組の内容以上に制作体制ではないか。