R-1覇者やまもとまさみ クレープ店オーナーに転身したワケ
それが大正解。スタッフにも恵まれ、当初から売り上げは好調だという。
「その勢いを借りて2店舗目に挑戦。借金は想定より早く返せそうです」
■チャンピオンになるまで芸人としては月収数万円
さて、名古屋市生まれのやまもとさんは、コメディアンを目指して23歳だった1998年に上京。だが、なかなか芽が出なかった。
「ちょっと日の目を見たのが07年。R―1で初めて決勝に進出したんです。そのおかげでワイドショー『午後は○○おもいッきりテレビ』(日本テレビ系)のリポーターの仕事も舞い込んだのですが、長続きしなかったですね」
コメディアン一本立ちを夢見て、東貴博プロデュースの演劇ユニット「FIRE HIP’s(ファイアヒップス)」のメンバーになったのは09年。
以来、毎年夏の公演と冬のトークショーにレギュラー出演している。
そして7年ぶりにR―1決勝ステージに進んだ14年3月。外国人留学生に変な日本語を教えて勘違いするネタで、晴れてチャンピオンに輝いた。