原田龍二が好例 俳優・タレントの醜聞は隠さずさらけ出す
実は今週、僕も出演している読売テレビ「朝生ワイド す・またん!」が原田に取材をお願いし、インタビューを放送した。普通、この手の話題の「その後」についての取材は本人としては避けたいところで、断られた経験ばかりだったが、原田はすぐにOKを出してきた。妻子との現在については、「一応、表面上は以前と変わりなく接してくれている」そうで、不倫現場となった4WD車は処分し、現在は近く購入する予定のセダンタイプの代替車を運転中だそうだ。でも、「後部座席はやっぱり広いほうがいい」などと笑わせている。聞きにくいところの「10分不倫」にも、「10分って600秒ですよね。それじゃ、何もできないですよね」と、けむに巻いていた。全体的にこちらとしてはニヤリとする対応だった。
これは、原田が個人事務所所属のような格好で、彼自身が仕事の対応を決められるというのが大きい。それに加え、東京ローカルのTOKYO MXテレビの情報番組のキャスターを務めているので、会見同様に尋ねられたらキチンと話す姿勢も示している。
隠さないという手法は対マスコミには有効だ。逆にピエールや吉本芸人のスキャンダル報道が長くなり、上位にランキングされた理由にもつながる。原田の俳優の仕事はこれから撮影しても、半年先か1年先の放送なので、再出発に問題はなさそうだ。