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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

真剣佑を静かに見守る「子の七光り」で輝く千葉真一の金言

公開日: 更新日:

 千葉の最初の妻・野際陽子さん(故人)の長女・女優の真瀬樹里(44)。2度目の妻との間に生まれロスで育った長男の新田真剣佑(22)、次男・真栄田郷敦(19)も出席。そこで千葉自身の長い俳優人生を経て「子供たちにも長続きできる俳優になって欲しい」との思いから、心得を説いたのが冒頭の言葉だった。父の背中を見て育った兄弟は自ら俳優の世界に飛び込んだ。

 先に兄、続いて弟がデビューを果たした。「千葉真一の息子」として肩書を前面に押し出し大々的に宣伝することなく、ドラマ映画に出演。父親も積極的に息子の話をすることなく静かに見守っているようだった。

 親の七光はなくとも、ドラマ・映画で場数を踏み実力を付けた兄・真剣佑。

 弟の郷敦は7月期のドラマ「ノーサイド・ゲーム」(TBS系)で千葉の息子というより甘いマスクのイケメン俳優として注目は集まった。

「父親の名もイケメンも前面に出すわけではなく、最初から実力俳優として売っていく姿勢が見える。飽和状態にあるイケメン俳優の世界で新しいスタイルになるかもしれません」(テレビ関係者)

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