香川照之はコメディアンとしても一流…主役食いの“原動力”

公開日: 更新日:

 これまでも数々のドラマ映画で「主役食い」と評されてきた香川。「最後のオンナ」でも、その存在感が際立ったようである。

 香川は俳優と歌舞伎役者の二足のわらじを履き、多忙を極めているようだが、香川の長男である市川團子(15)もそんな父に負けじと歌舞伎俳優として着実に成長している。

 都内に住む70代の歌舞伎ファンの女性は「このお正月に、團子さんが市川猿之助さんと共演した連獅子を銀座の歌舞伎座で拝見しました。團子さんの歌舞伎役者としてのデビューは8歳と歌舞伎界の中では少し遅めでしたが、ここ最近、メキメキと力をつけてきたように思います。仔獅子らしい無邪気さとひたむきさをしっかりと表現していて、團子さんの連獅子はとっても良かったですよ」とベタ褒めだ。

「いまだに香川さんが市川中車として歌舞伎に出演することに対し、批判的な声も少なからずあります。けれど、いつか團子に猿之助を継がせるまでは、香川さんはどんな無理をしてでも歌舞伎出演は続けるつもりなんだと思います。それがすべての“原動力”なんでしょう」(芸能プロ関係者)

 俳優、歌舞伎役者、そしてNHK・Eテレの「香川照之の昆虫すごいぜ!」で昆虫愛を熱く語る“カマキリ先生〟としてもお馴染みの香川。今年も縦横無尽の活躍ぶりを見せてくれそうだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動