今期2つの連ドラに出演 柄本佑の人気が“うなぎ上り”のワケ

公開日: 更新日:

「初回は高校と大学時代がメインでしたが、自分と向き合おうと揺れ動く心を非常に繊細に演じていました。佑さんの演技は一瞬無表情に見えることがありますが、でも実は、目の動きで細かな感情を凄くよく表現している。見ていて飽きない、むしろ見るほどにどんどん引き込まれる役者さんだな、と思います」(山下真夏氏)

 出演者はほかに尾野真千子(38)、濱田岳(31)、キムラ緑子(58)、近藤正臣(77)ら折り紙付きの演技派揃い。ネット上の感想も〈引き込まれました〉〈こういうドラマが見たかった!〉〈俳優陣がみんな達者で、安心して見ていられる〉〈全4話だなんてもったいない〉と、すこぶる好評である。

「佑さんの父の柄本明さんは『来た仕事は断らない』と周囲に話していたことがあるとか。日本の映画やドラマに欠かせない名優ですが、偉ぶらない気さくな方。自身が座長を務める『東京乾電池』の公演時には、劇場前に出てお客さまに腰を折って挨拶しています」(興行関係者)

 日本人なら誰もが知る名優を父に持つ。それは間違いなく大きなプレッシャーだろうが、もはや柄本はそれを軽々と超えているように見える。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  2. 2

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  3. 3

    佐々木朗希「通訳なし」で気になる英語力…《山本由伸より話せる説》浮上のまさか

  4. 4

    金田ロッテはキャンプ中に「生理(性処理)休暇」を堂々と導入!監督就任翌年に日本一を達成した

  5. 5

    故みのもんたさん 闘病生活の中で本紙に語っていた「老い」と「人生最期の願い」

  1. 6

    大阪・関西万博もう間に合わず? 工事未完を「逆転の発想」で楽しむ方法…識者が皮肉たっぷり提唱

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希まさかの「先発白紙」はむしろプラス…《メジャーレベルではない》の声も

  3. 8

    山田涼介のソロ活動活発化で“亀梨和也のトラウマ”再燃…Hey! Say! JUMPファン戦々恐々

  4. 9

    巨人・田中将大 戻らぬ球威に焦りと不安…他球団スコアラー、評論家は厳しい指摘

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇