コロナ禍対策で事業融資500万円の斡旋を…ずばり借金です
新型コロナの感染抑止に3密を避けるべきなのはボクらにだって分かっている。だから従っている。最初から営業停止命令を出して、同時にちゃんと助成金を出した方が早かったような気がしますね。
■休業して潰れても自己責任では…
では、なぜ明確に営業禁止の命令を出して、その分の補償を明確にしないのか。休業分の赤字も負担はそっち、休業して潰れても、営業を続けて罵られても、いずれも自己責任で何とかしろというメッセージだとすれば、本当に地獄ですよ。それが飲食店関係者の本音だと思います。
もっとも、補償をあてにして、ただ待っていてもアウトですから、どの店も経営者は駆けずり回っています。コロナ禍によるダメージを最小化できるよう対策を講じ、何とか存続させるために。
ボクは店のある渋谷区の事業融資で500万円の斡旋を受けました。ずばり借金です。とはいえ有効期限の1カ月以内に面談ができる金融公庫や銀行が見つからず、たらい回しに。なんとか9軒目でようやく決まったのですが、融資が受けられなければ、斡旋書もただの紙切れなのだと実感しました。