コロナ禍と芸能人のモラル…「やっちゃいけない」からやる
「子どものころから芸能界にいて、分不相応にも見える名声や待遇、大金を手にしたタレントには『これはやっちゃいけない』と言われれば言われるほど、それに手を出す傾向があるように見えます。むちゃをして、それで周囲が慌てたり迷惑しても自分ならば許されると甘えている、ガキの発想に近い。そこに優越感すら漂わせたりする場面を何度も見聞きしてきました。でも売れなければただの人で、メディアに露出し仕事をしていなければ単なるプータロー。たとえ40歳、50歳になっても、それは同じです」
アイドルグループ「NEWS」の手越祐也(32)は遊び人として知られ、緊急事態宣言下でも“手越ガールズ”と呼ばれる女の子を集めてどんちゃん騒ぎをしていたことが発覚。これを受けて所属のジャニーズ事務所では滝沢秀明副社長が手越を期間限定ユニットから外す処分を下した。だが、手越の過去の行状を見れば今回も反省しているかどうかは怪しい。
「コロナ前の通常時であっても繁華街で酔っぱらって大トラになったり、派手な女性関係やクスリ疑惑でトラブルになった芸能人なんて枚挙にいとまがない。コロナで団十郎襲名が延期になった市川海老蔵もかつては西麻布の飲食店で“灰皿テキーラ”など不遜な振る舞いが原因で“半グレ”とトラブルになって暴行を受けたことを覚えている人も多いはずです」(芸能リポーター)