玄関の奥に見えた吉永小百合の結婚生活を執念でスクープ!
映画全盛期、映画女優と呼ばれた人たちの私生活は常にベールに包まれていた。それでも「結婚」に関しては、「女優は映画会社専属時代。結婚はファンへの報告でもあり、きちんと記者会見などで発表していた」(元映画記者)。
吉永小百合も1973年、当時、フジテレビ勤務の岡田太郎氏と京王プラザホテルで結婚式を挙げている。
「小百合さんはオナラなんか絶対にしない」といったテーマまで真面目に論争していたサユリストたちも結婚には一様のショックを受けた。その一因が、結婚相手の岡田氏が15歳年上のバツイチだったこともある。吉永の両親もかたくなに反対。吉永はなかば駆け落ち婚だったが、挙式は祝福ムードに包まれた。
晴れて妻となった吉永だったが、結婚後の生活は再びベールに包まれた。
「映画女優としての矜持を持っている人。結婚生活は封印して新たに神秘性を構築したのだと思います」(映画関係者)
隠せば見たくなるのが人間の心理。メディアも結婚当初はアタックしたが、夫婦で散歩する姿も確認できないのが現実だった。そんな吉永の生活の一端を撮ったカメラマンがいた。新婚当時、吉永が住んでいた都心のマンション。現在の高層マンションのように外から中の様子を見ることはできないが、外から玄関の辺りは容易に見ることができた。