“井川遥の店”も実在「半沢直樹」に登場する飲食店リスト
27日放送が最終回のTBS系ドラマ「半沢直樹」は、和食店、レストラン、料亭、居酒屋が頻繁に出てくる。アクションの少ないビジネスドラマは、ロケ場所で変化を付けないと単調になってしまうからだが、登場する飲食店はいかにもおいしそうだ。出かけてみたくなるが、どこの店なのだろう。
半沢直樹(堺雅人)ら東京中央銀行改革派のたまり場で、中野渡謙頭取(北大路欣也)の元部下・新山智美(井川遥)が女将を務める割烹料理屋は、「上越やすだ」恵比寿店(渋谷区恵比寿南)である。新潟の食材をメインにした店で、地酒も40種類そろい、予算は1人1万~1万5000円。ちょっと贅沢したいときは、のどぐろ(あかむつ)の一本焼きがおすすめ。銀座と新橋にも店がある。
半沢の親友、渡真利忍(及川光博)の行きつけの居酒屋は「たいこ茶屋」(中央区日本橋馬喰町)。第9話では、政界への献金を仕切っている紀本平八常務(段田安則)の使い走り、灰谷英介(みのすけ)をここで待ち伏せる。そこに同席した同僚の福山啓次郎(山田純大)は、「水曜の5時から7時までは本マグロの大トロ丼が半額なんですよね」と、やはり常連らしい。実際に店に問い合わせてみると、「ハイ、水曜は、7時までではなく、閉店まで大トロ丼3800円が半額の1900円です」とのことだった。