子役出身の人妻女優 成海璃子が損して志田未来が得する訳
「2人とも子役の頃から高い演技力がありましたが、2人とも美少女すぎました。大人びたところも感じさせて、見る側は〈将来どんな妖艶な女性になるんだろう〉などと勝手に妄想を膨らませ、大人になってだんだん自分が抱いたイメージとズレてくると、演技力とは違う部分で評価するようになってしまう。2人とも実力のある女優さんですが、美少女すぎた過去がマイナスに働いている部分もあるのでは」
成海と同じ子役上がりで、2018年に同じく一般男性と結婚した“人妻女優”といえば、志田未来(27)だ。
「志田さんは、そういう意味では“得”をしているのかもしれませんね。06年放送の『14才の母』(日本テレビ系)で連ドラ初主演。当時から可愛かったんですが、大人びた美少女というタイプではなかった。演技がうまい可愛らしい子というイメージのまま大人になって、見る側も〈すっかり大きくなって立派な女優さんに〉なんて親戚みたいな気分にさせられてしまいますからね」
3歳で芸能界入り、女子高生になった芦田愛菜(16)も、どちらかといえば志田に近いか。女優の実力があっても、その後の評価は、子役時代のキャラによって分かれてしまうようだ。