社運を賭けたテレ東ドラマ「共演NG」視聴率失速の理由
10月26日の放送スタート前から「テレ東が社運を懸けた」「豪華キャストで話題」などと報じられた連続ドラマ「共演NG」(テレビ東京系、月曜22時枠)が苦戦している。初回の世帯視聴率は6・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と同局がドラマBiz枠を立ち上げて以降、最高となる数字を叩き出したが、第2話以降は4%台に下降している。
「中井貴一さんと鈴木京香さんがタッグを組み、企画・原作は秋元康さん。脚本・監督が『モテキ』をヒットさせた大根仁さんの“骨太作品”です。他のキャストも山口紗弥加さん、リリー・フランキーさん、里見浩太朗さんと実力派ぞろい。ドラマ制作費は他の在京キー局と同等の1話当たり2000万円以上といわれています。テレ東としてはまさに“社運を懸けたドラマ”といえるでしょう」(テレビ局関係者)
元恋人という設定の鈴木と中井がドラマの中でお互いを「うんこ野郎」「クソ女」と罵り合うシーンも話題になった。数字が伸び悩んでいるのが不思議なくらいだ。
■NGの構図が分かりにくい