三浦春馬「死の真相」は闇の中…実母は金銭トラブルを否定
■実母は“金銭トラブル”を否定
しかし、文春は、何度もお金を無心してくることに三浦さんが辟易し関係を絶ったとされる実母を直撃している。
それによれば、実母は、息子に高級車を買ってもらったことはあったが、報道されたマンションを買ってもらった事実はなく「ここ7年間は経済的な援助といわれるようなものは全く受けておりません。なのでここ数年間本人がどんな心境だったのか、私も全く心当たりがなく……(中略)眠れない夜が続いています」と“金銭トラブル”について否定している。
また現在、遺骨は実母の元にあり、実母と実父の代理人が彼が住んでいたマンションの撤去作業と遺品の整理に立ち会ったという。三浦さんの遺産相続について、親族の間で調整が長期化する可能性もあるという。
「芸能人の自殺」について、芸能ジャーナリストの二田一比古氏は日刊ゲンダイの連載でこう語っている。
「メディアは『なぜ、自殺に至ったのか?』と真相に迫る取材をするが、『仕事に悩んでいた』といった話はあっても、なかなか真実にたどり着けないのが自殺取材の難しさである。共通点があるとすれば、ほとんどの人が前触れもなく、突然であること」
今も昔も、命を絶った芸能人に関して、動機は諸説出てくるが、真相は永遠に闇の中。遺書などがなければ、その片りんをいくら追いかけたところで、真相は本人の胸に秘められたまま露と消えてしまう――鬼籍に入った方々の冥福を祈るばかりだ。