壇蜜なぜ支持が?“飲み会絶対に断る女”断言で陰キャが共感
「飲み会自体がはばかられるようになって、巣ごもり生活になったことで“不要不急”な人間関係の整理が進んだ。この人は会いたいけど、あの人は無理して付き合っていただけといった、自分にとって本当に必要な人間関係がはっきりしてきたわけです。コロナ以前はテレビの世界でも、飲み会に明るく参加するような“陽キャ(陽気なキャラ)”がもてはやされていましたが、今は違う。壇蜜さんのコメントは、〈“陰キャ”で何が悪いの〉と感じていた人にとってはわが意を得たり、望んでいた“答え”なのでしょう」
そういえば、歌手で俳優の星野源(40)が2月27日放送の「マツコ会議」(日本テレビ系)でマツコ・デラックス(48)と初対談した際、マツコの「孤独を感じる時、どう解消しているの?」という質問に、星野は「解消できないんです。こういう時に電話したりする友達がいたらいいなって思うんですけど、いないので」などと答えていた。
「星野さんが支持されるのも、自分が陰キャであることを隠そうともしないからでしょう。昨年、星野さんがインスタ上で『うちで踊ろう』という楽曲を発表し、大きな話題になりましたが、あれも聞きようによっては陰キャの応援歌ともいえます。大多数の“リア充”じゃない人を勇気づける存在ともいえます」(音楽誌ライター)
人としての深みを増す時間になったとしたら、コロナ禍も悪いことばかりではないか。