“ボス恋”玉森裕太にのしかかる試練 子犬系男子の賞味期限
かつての子犬系男子といえば、現在、NHK大河ドラマ「青天を衝け」にも出演している小池徹平(35)もそのひとり。まさに30代半ばだ。
「子犬系男子が生き残るためには、演技力というプラスアルファが必要になる。小池さんは20代後半から舞台にも挑戦するようになって、そこで演技を磨いたから、ただの可愛い男の子で終わらなかったのでしょう」と、芸能ライターのエリザベス松本氏は話す。
小池は松尾スズキ作・演出で、2014~15年に再々演された多部未華子(32)主演の舞台「キレイ~神様と待ち合わせした女~」で、“ハリコナ”という少年を演じている。
「当初は『小池さんが舞台?』と違和感を覚えたものです。ところが、他に阿部サダヲさん、尾美としのりさん、田畑智子さんといった達者な役者の中に交ざっても、ヒケを取らなかった。それでなくても『キレイ』にはシビアすぎる演劇ファンが付いていますが、小池さんは好評だったから、19~20年の3度目の再演にもハリコナの青年役で登場しています」(エリザベス松本氏)
今じゃ小池が出る舞台が楽しみになってきているそうだ。