NHK昔話法廷の新作は「桃太郎」天海×佐藤の丁々発止に注目
さて、現代の法廷で、桃太郎はどう裁かれるのか?
NHK公式HPによれば、「証人として殺された鬼の妻、桃太郎のおばあさん、桃太郎といっしょに鬼を襲った犬が出廷します。桃から生まれた桃太郎は何者か?鬼はなぜ鬼ヶ島に住んでいるか?昔話の“空白部分”に大胆な解釈を加え、昔話の“その後”を描きます」という。
そもそも、この「昔話法廷」は、小学高学年生向けに「判決の出ない法廷で“考える力”を養う」ことを目的に制作された15~20分の短編ドラマシリーズで、毎回、小学生が裁判員として登場する。今年度は昨年10月以降、「三匹のこぶた」「カチカチ山」「白雪姫」「浦島太郎」などが「NHK for School」の枠で放送された。その掉尾を飾る今回の第11話「桃太郎」は、30分の拡大版だ。
■30分の番組なのに豪華キャスト
脚本は「JIN-仁-」(TBS系)、「おんな城主 直虎」(NHK)、「天国と地獄~サイコな2人~」(TBS系)など数々のヒットドラマを手がけた森下佳子氏。被告人の桃太郎を演じるのは「この恋あたためますか」(TBS系)で若い女性らの人気を集めた俳優の仲野太賀(28)。ほかに、殺された鬼の妻役として、「エール」(NHK)や「恋する母たち」(TBS系)にも出演した女優の仲里依紗(31)などが出演する。