不仲になっても…流れ星☆の2人は互いの才能を認め合う
その後、ちゅうえいの顔芸やギャグを生かした漫才で2013年の「THE MANZAI」(フジテレビ)の決勝に進出。「肘神様」のネタなどで人気を博す一方で、次第にコンビ仲に亀裂が生じていった。
ちゅうえいが「ネタ作りの才能があるんです。顔芸をしたりする僕のことをすべて分かった上で、僕を生かすネタを書いてくれる」(マイナビ「マイナビニュース」08年4月7日)と評したように、コンビ結成以来、ネタを書くのはTAKIUEの役割。それどころか、ちゅうえいのギャグの大半もTAKIUEが考案したもの。「肘神様」もそうだった。
「なのに世間では『じゃないほう』て! 悲しすぎるわ!」(ナターシャ「お笑いナタリー」18年7月3日)と不満を募らせていき、結果は残しているのに大ブレークに至らない責任をちゅうえいに求め、責め立てるようになってしまったという。その結果、番組中でも目を合わせないほど仲がこじれていった。
けれど、2人は互いの才能を誰よりも認めている。冒頭の番組では最後、「鼻フック」をすることに。TAKIUEが鼻フックを受けているのを見て、ちゅうえいは「(TAKIUEは)『流れ星☆の面白いところはちゅうえいなんです』とかって言ってるけど、実際は勝負してないだけで、天然とかリアクション系はこいつの方が面白い」と大笑いした。