「恋はDeepに」が迷走…石原さとみの“人魚姫設定”に違和感
綾野も石原も実力があるがゆえに、“見たいのはコレジャナイ”感が強く出過ぎてしまったのは皮肉なことだ。これが他のもう少し俳優歴の浅く若いキャスティングだったら、今ほどの違和感はなかったかもしれない。
視聴者ターゲットとキャスティング、脚本の「齟齬」が多くの脱落者を生んでしまった残念な作品だと感じるが、昨夜の6話ではようやくお互いの気持ちを告白し合う展開へと突入。もう少しだけ、見守りたいと思う。
(文=ライター・コラムニスト水野詩子)