著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

山下智久「ドラゴン桜」”声だけ出演“で透けて見えたテレビ局の忖度体質

公開日: 更新日:

■ガッキー出演をめぐってもゴタゴタ

 サプライズ出演をめぐる調整の難しさはガッキーの出演でも見て取れた。こちらは、山下のケースとは真逆だ。

 ガッキーは今年5月に星野源(40)との結婚を発表して世間を驚かせたが、同時に発表した所属事務所の契約終了について双方の”見解の相違“が取り沙汰された。事務所側は「まだ契約は完全に終了していない」という立場だ。

「ドラゴン桜」には新垣の事務所の後輩である南沙良(19)も出演しており、TBSは事務所を通じて懸命にガッキー出演の説得を行ったとみられている。劇中では、ガッキーと長澤まさみ(34)が、15年ぶりの再会を手に手を取って喜ぶシーンが映し出された。

 TBSはドラマに山下の実物を引っ張り出すことはできなかったが、ガッキーは一瞬だが登場させることに成功した。ガッキーの心中は複雑だったに違いないが、「少しでもいいドラマを作りたい」という現場の奮闘ぶりが伝わってきた。局の上層部が相変わらず保守的のようだが、制作現場の奮闘ぶりを見てテレビの将来にわずかな光明が見えた気がした。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動