「五輪は人類の生命維持に対する最大の冒涜」女医・青木正美さんのスピーチに快哉
そして報道ステーションに生出演した河野大臣は、ワクチンの遅れについて謝罪や詫びもなく、無機的にベラベラしゃべり、あろうことか自治体が思ったよりもたくさん打ったから足りなくなったと言わんばかりだった。総務省を使い、打て打てとあおったのは国ではないか。
もうなんだかすべてがチグハグだ。どこを切り取ってもスッキリしない。
■開催国としての責務を果たしていない
そんな折、SNS上に女医の青木正美さんのスピーチが流れてきた。12日に外国特派員協会で行われたものだ。素晴らしかった。まさに正論。これはスッキリした。
彼女はオリンピックを「人類の生命維持に対する最大の冒涜です」と言う。無観客であろうがなかろうが「何万人も世界中から1カ所に集まるなどパンデミック下で絶対にやってはならない」とも。
「今、私たち人類がしなければならないことは、みんなで集まってスポーツをすることではありません。お互いできるだけ離れてパンデミックを収束させ人類の命を守ることです」よく言った。