サンドウィッチマンが示したコメディアンの矜持 NHK番組で聖火台点灯のブラックユーモア
東京オリンピック・パラリンピックが始まった。この機会に、気づいた点を書いておきたい。
まず、終盤にきての相次ぐ関係者の辞任解任劇に驚かされたのは誰もがそうだと思うが、最も驚かされたのは、こうした動きにつながった報道に対して「反日」などといった批判の声があることだ。「アラ探しが始まった」などと語る著名人もいるようだ。
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小林賢太郎氏がお笑いコンビ時代にホロコーストをコントの笑いにしていた話を私が知ったのは、ジャーナリストの高橋浩祐氏の記事によってだった。その高橋氏に、中傷の言葉を投げる人たちがいるという。本当なら酷い話だ。高橋氏はこの問題を深刻に受け止め、報じるか悩んだようだ。私は記事にした高橋氏の判断を支持する。理由は簡単だ。それがジャーナリストの仕事だからだ。