真木よう子は滑舌イマイチでも…「ボイスⅡ」が“五輪ウラ”で健闘できたワケ

公開日: 更新日:

 ところが、ネットの評判はいま一つ。特に〈事件の描写が凄惨すぎる〉〈真木よう子の滑舌が気になる〉〈唐沢寿明の走り方に老いを感じる〉などを中心に、〈脱落した〉というネガティブな意見の方が優勢だ。

 テレビコラムニストの亀井徳明氏は「確かにGP帯にしては“攻めた演出”になっているので、好き嫌いが大きく分かれる作品です」としながらも、五輪ウラで健闘した理由をこう分析する。

「世帯視聴率を支えるのは、テレビをリアルタイムで見るシルバー世代。その世代の中にも〈コロナ禍の五輪は興味ない〉という層も一定数います。もともと“事件モノ”が好きなシルバー世代は、ドラマの細かいツッコミどころは別として、“テンポのいいタイムリミットサスペンス”のノリに、つい見入ってしまうのかもしれません」

 7月31日放送の第4話も五輪ウラ。だが、この日最も注目されるであろう男子サッカー「日本」対「ニュージーランド」戦との時間かぶりは回避できた。ネットの評判とは裏腹に、夏ドラマの世帯視聴率レースの“ダークホース”になるかも?

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”

  2. 2

    泉ピン子が終活をやめたワケ「渡る世間は(水原)一平ばかり!」スペシャルインタビュー

  3. 3

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  4. 4

    キムタク一家の妹Kōki,は映画主演の裏で…フルート奏者の姉Cocomiの話題作りと現在

  5. 5

    かんぽ生命×第一生命HD 人生設計に大切な保険を扱う大手2社を比較

  1. 6

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  2. 7

    イスラエルにあなたの年金が流れていく…厚労省「ジェノサイド加担投資」引き揚げ“断固拒否”の不可解

  3. 8

    坂本花織の世界選手権66年ぶり4連覇に立ちはだかる…国際スケート連盟の「反トランプ感情」

  4. 9

    カーリング日本女子が到底真似できない中国の「トンデモ強化策」…世界選手権では明暗クッキリ

  5. 10

    公表された重点施策で露呈…JR東海の株価低迷と時代遅れの収益構造