“メダルかじり虫”河村たかし名古屋市長の「本当の問題点」 大ブーイング行為を生んだ特権意識
怒りの声は大きくなる一方だが、芸能文化評論家の肥留間正明氏はこう話す。
「河村市長の行動は、選手に対して失礼千万な話。ウケ狙いでやったのなら、どうしようもないし、軽率すぎる」
しかし、背景にはさらなる問題があるという。
「選手が自らの努力でメダルを獲得したのに、それを市長に報告に訪れる。誰もがメダルを首にかけてもらえるわけではない中、河村市長には、どこかにおごりや特権意識があったのではないか。さらに、問題のある行為であることは間違いないが、ここまで話が大きくなる背景には、とにかく五輪のメダルを絶対視するような“メダル至上主義”も関係していると思う」
“メダルかじり虫”という悪名までついた河村市長。名古屋市民の民度が問われている。