清原果耶なるか“脱・NHKお気に入り”…民放本格進出で迎える女優としての正念場
だが、民放本格進出にあたり、気になる要素がささやかれている。「数字力」だ。「おかえりモネ」の期間平均世帯視聴率は放送時間が午前8時になった2010年前期以降、最低の16.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。
「演技も上手で脚本も良かったのですが、清原のどこか冷めたような雰囲気もあってか、数字に結びつかなかった。民放の連ドラとなれば、さらに露骨な視聴率競争にさらされるわけで、数字が悪ければ女優価値が暴落するリスクもあります。『ファイトソング』は『逃げるは恥だが役に立つ』『恋はつづくよどこまでも』など話題作が多いTBS火10枠だけに、さらにプレッシャーは強い。NHKを中心に純粋に育ってきた清原がどこまで健闘できるのか、心配でもあります」(芸能ライターの吉崎まもる氏)
清原自身、目立ったスキャンダルはないが、今年9月、「おかえりモネ」で共演した坂口健太郎との“いい関係”を週刊文春に報じられている。
「文春によると、現場でピリピリモードの時が多い清原も、坂口が現場にいると上機嫌で、信頼を寄せているといいます。作中で恋仲を演じた2人の関係が、実生活でどうなるかは分かりませんが、民放の恋愛ドラマで主演を張るなら、自身も男性の噂が1つや2つ、あってもいいかもしれませんね」(前出の吉崎まもる氏)
民放で大化けして新境地を開くのか、惨敗してしまうのか。熱烈なファンが多い清原だが、女優としての真価を問われることになりそうだ。