「鬼滅の刃」ブームは終わったのか? テレビ版「無限列車編」の視聴率がイマイチの理由

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 国民的ブームとなった「鬼滅の刃」のテレビアニメ第二期となる「『鬼滅の刃』無限列車編」(フジテレビ系 日曜23時15分~)がイマイチ盛り上がっていない。10月10日に放送をスタートした今作だが、平均視聴率(世帯)が10%を超えたのは初回だけで、その後は一桁台で推移している。

 内容は昨年公開され、興行収入約517億円を叩き出した劇場版「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」とほぼ同じ。ただ、オープニング曲とエンディング曲が新たに製作され、新規カットが追加されたにもかかわらず一見伸び悩んでいるようにも見える。「鬼滅の刃」ブームは過ぎ去ってしまったのか。

「視聴率が伸び悩んでいる理由ですが、日曜の23時台はリアルタイムで見るのには厳しい時間帯ですし、今はアマゾンプライムなどで好きな時に見ているという人の方が多いからだと思います。また、『無限列車編』は、12月5日に放送を開始する新シリーズ『遊郭編』に向けてのウオーミングアップみたいなもので、むしろ盛り上がりを気にしないといけないのは『遊郭編』からと言えます。正直アニメは、視聴率よりもDVDやグッズなどの関連商品が売れるかどうかにかかっていますが、その点『鬼滅の刃』はピークを過ぎても人気は安定していると思います。」(アニメ制作会社勤務男性)

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