クーポン券なんか配るより全員一括20万給付か、消費税減税のほうが国民は歓迎する
今年の漢字が「金」と発表された。東京五輪のメダルからのイメージであることは間違いないが、ああそうか河村名古屋市長が噛んだのも「金」だし、「給付金」やら「選挙資金」がニュースを騒がしたからその意味もあるのかと思ったら、そこまでいろいろかけてはいないらしい。
しかし今は「金」といえば「給付金」だ。現金一括なのか、半分クーポンなのか。目まぐるしく方針が二転三転し、各自治体は混乱の極みだ。
つい先日、岸田総理が「自治体が希望すれば、全額現金給付も選択肢の一つ」と容認する考えを打ち出した。与党内からも批判が上がり、国会で高市早苗氏の質疑に答えた格好だ。ここにも「聞く力」だ。
しかし岸田さんあっちもこっちも聞きすぎるんじゃないですかね。絵に描いたような「朝令暮改」。学生時代に古事成語で習った時は、遠い昔の中国の話だと思っていたが、現在の日本でもあったんだね。
そもそも最初の話ではコロナ禍で経済的に困窮している国民を救う給付金であったはずだ。それがいつの間に子育て支援の名目になったのか。ここがわからない。公明党が選挙の公約にしていたから、岸田さん公明党の声を聞いて顔を立てたのか。