テレ東深夜ドラマの“JKタイムリープ”は攻めすぎ? 視聴者離れの懸念も
水ドラ25の直近2作を見ると、仲村トオル(56)が元プロ野球選手として野球に例えた人生論を語った「八月は夜のバッティングセンターで。」、そしてベテラン個性派脇役の片桐はいり(58)がドラマ初主演した「東京放置食堂」と、渋めの大人路線だ。
「『八月~』には古田敦也さんや上原浩治さんなど本物の“レジェンド”が、『東京~』には竹中直人さんや安藤政信さんがゲスト出演するなど、大人なら分かる贅沢なキャスティングもありました。ですが、『JK~』は、最初から“予算がない”ことを強調して、それをウリにしています。第7話では、予算がないからロケなしとか。もちろん、それはそれで面白いのですが、どうしてもクオリティーが極端に下がって見えてしまいます」(前出の亀井氏)
ネット上でも、〈走るシーンでスカートの中から撮影するという謎演出や、予算のなさをあえて強調するのがスベってた〉〈タイムリープものとしても教訓ものとしても陳腐〉といった酷評と、〈何も考えずお気楽に見るには十分〉〈NISAとiDeCoの違いとか、健康のために膝や歯が大事とかわかってよかった〉などと賛否両論だ。