テレ東深夜ドラマの“JKタイムリープ”は攻めすぎ? 視聴者離れの懸念も
テレビはいよいよ年末年始の編成に。連ドラは少しの間“お預け”となるが、年の瀬ぎりぎり、29日に最終回を迎えるドラマがひとつある。テレビ東京の深夜枠「水ドラ25」(水曜深夜1時)で11月11日にスタートした「JKからやり直すシルバープラン」がそれだ。
「“JK”と“シルバー”というギャップがある文字が同居するタイトルに引かれた中高年もいるのではないでしょうか」(テレビ誌ライター)
番組公式HPによれば、〈高校生時代から人生をやり直す“女子高生タイムリープ”社会派コメディ漫画をドラマ化〉で、バブル期に傲慢な女子高生だったヒロインが、その生き方が災いして今や中年ホームレスに。"ホームレス狩り"に遭って気を失った彼女はタイムリープして1990年の女子高生となり、人生をやり直すことになるというお話だ。主演は女性誌「non-no」専属モデルの鈴木ゆうか(25)と、「魔進戦隊キラメイジャー」に主演した小宮璃央(19)。
「懐かしい学園ドラマへの郷愁あり、老後が気になる人への教訓あり。ずばりターゲットは40代半ばから50代ですね」と語るのはテレビコラムニストの亀井徳明氏。亀井氏は「ただ、水ドラ25のカラーとしてはちょっと残念に思う人もいそうです」とも話す。