ヨネダ2000 芸歴4年目とは思えない鋭い笑いのセンスを持つ再結成組
昨年末のお笑い業界で、にわかに脚光を浴びた女性コンビがいた。小柄な清水亜真音と大柄な愛の2人から成るヨネダ2000である。見た目は、ほのぼのした雰囲気を漂わせているが、その鋭い笑いのセンスはあなどれないものがある。
彼女たちは、昨年12月に「女芸人NO.1決定戦 THE W」で決勝進出を果たした。また、同じ時期に漫才日本一を決める「M-1グランプリ」でも、決勝の一歩手前の準決勝まで勝ち進んでいた。2つの大会で上位に食い込んだことでお笑いファンに強烈な印象を残した。
ファイナリスト発表記者会見の司会をするために「M-1」の準決勝を観戦していた麒麟の川島明は、あまりの面白さからヨネダ2000が決勝進出するに違いないと思っていたという。
彼女たちにとって初めてのテレビ出演となる「THE W」の決勝で見せたのは、清水が友達の力士に謝りに行くという珍妙な設定の漫才だった。
ストイックな力士を演じる愛は、清水の話に耳を傾けることなく「どすこい、どすこい」とひたすら練習を続ける。そんな中で清水は複数の役柄を演じながら話を展開させていく。