著者のコラム一覧
荒井さち重昭和歌謡歌手

1969年、千葉県生まれ。元東映社員。松田聖子、中森明菜、小泉今日子ら70、80年代のヒット曲を中心にライブ活動を展開。抱腹絶倒のステージから「女きみまろ」と呼ばれている。

イヨ シックスティーンの破壊力! 松本伊代になろうとアイドルを目指したが…

公開日: 更新日:

 小学生のころから歌手になる夢を持ち続けたという荒井さん。

 そのルーツは「ジャイアンコンサート」だった。小学校に当時はやったテントウムシの形をしたレコードプレーヤーを持ち込み、昼休みにドーナツ盤から流れるアイドルの曲に合わせて歌う。その歌声は吹き抜けのピロティーに響き渡り、悦に入っていたのだという。

「ジャイアンのように気の弱そうな男子を集めるんですよ(笑い)。やっているうち、『私も歌いたい』という人が増えて。でも、聖子ちゃんは人気なので、新曲を最初に歌えた人だけが歌えるってルールもありました。だから、文化放送の『吉田照美のてるてるワイド』を聞きまくりましたね。当時、アイドルのコーナーがありましたので、情報をいち早く知ることができたのです。明菜はぼそぼそしゃべるのでボリュームを上げないと聞こえませんでしたが(笑い)」

 決定的だったのは、歌番組での松本伊代のワンシーンだ。

「キャプテンという2人組のバックコーラスを従えて、『イヨ シックスティーン』って。あれを見て誰よりもスゴイ! って思ったんです。私も伊代になろうって……」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  3. 3

    大谷も仰天!佐々木朗希が電撃結婚!目撃されたモデル風美女に《マジか》《ビックリ》

  4. 4

    井上中日が「脱立浪」で目指す強打変貌大作戦…早くもチームに変化、選手もノビノビ

  5. 5

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希の「豹変」…記者会見で“釈明”も5年前からくすぶっていた強硬メジャー挑戦の不穏

  2. 7

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  3. 8

    “透け写真集”バカ売れ後藤真希のマイルドヤンキーぶり…娘・希空デビューの辻希美とともに強い地元愛

  4. 9

    爆笑問題・太田光のフジテレビ番組「休止の真相」判明 堀江貴文氏“フジ報復説”の読みハズれる

  5. 10

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ