「hana -1970、コザが燃えた-」松山ケンイチが沖縄の怒りと苦悩を体現
終幕、劇場に響くコザの群衆の「タックルセー!(叩き殺せ!)」の怒号。観客にカタルシスを与えない幕切れが現在の沖縄と通底する。劇中で流れる反戦歌「花はどこへ行った」が未来への希望を象徴した。
1月30日まで池袋、東京芸術劇場プレイハウス。2月5、6日は大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ。2月10、11日は宮城・多賀城市民会館。
★★★★