“眞子さんの乱”長期化は、親身になって皇族を守る側近官僚がいなくなったことが原因
平成の天皇が「国民と苦楽を共にする」象徴天皇を模索しているとき、側近の官僚たちは何をしていたのだろう。天皇が変わろうとしているのに、変わる努力をしてこなかったから、結果として「眞子さんの乱」につながったのではないか。
かつて皇室は、小泉信三のような堅固な“藩屏”に守られていたが、今はそういう人たちがいなくなってしまい、天皇家は裸のまま危機にさらされている。面従腹背の官僚ばかりでは、政治家の道具にされかねない。 (つづく)