芦田愛菜以来の天才子役! NHK夜ドラ「カナカナ」加藤柚凪の“タレ目”ポテンシャル

公開日: 更新日:

 芦田愛菜(17)が慶応大医学部へ内部進学するのでは──と報じられて話題になった。

「精神的に壊れたり消えていく子役が多い中で、3歳で芸能界入り、6歳で連続ドラマ『マルモのおきて』で初主演してから活躍し続けている芦田さんは、いろいろな意味で“天才”としか言いようがありませんね」(芸能プロ関係者)

 その芦田の「後を継ぐかも」(スポーツ紙芸能担当デスク)とみられているのが、5月16日にスタートしたNHK夜ドラ「カナカナ」(月~木曜夜10時45分)に出演中の加藤柚凪(6)だ。

カナカナ」は、「今日から俺は!!」の西森博之氏による人気コミックをドラマ化。訳あって一緒に暮らすことになった元ヤンキーで父親代わりのマサ(真栄田郷敦=22)と、不思議な能力を持つ5歳の佳奈花(加藤)が織りなすハートフルコメディーである。

「加藤はフジテレビ系の連続ドラマ『監察医 朝顔』シリーズで、主演の上野樹里の娘役を演じて〈可愛すぎる〉などと大絶賛されました。2019年放送の第1シリーズの時が4歳。それですぐに注目を集めて、ほぼ真栄田とダブル主演と言ってもいい『カナカナ』が6歳と、キャリアも芦田とよく似ています」(前出のスポーツ紙芸能担当デスク)

 加藤の演技はすこぶる好評で、ネット上では、〈可愛くて癒やされる〉〈メロメロ〉〈目線遣いが上手〉なんてコメントが飛び交っている。中には〈天才子役だ〉という声も。

“困り顔”の演技がうまい

 芸能ライターのエリザベス松本氏は「『朝顔』の時はあどけなかったのが、今の『カナカナ』ではちゃんと女優の演技をしている。あえて加藤さんと言いますが、加藤さんの成長ぶりには驚かされます」とこう話す。

「芦田さんもそうでしたが、人気になる子役の絶対条件として“困り顔”の演技がうまいという点が挙げられます。タレ目の加藤さんが眉を八の字に動かすだけで〈守ってあげなきゃ〉と思ってしまう。6歳にして表情もセリフもつくれるなんて、本当に凄い。芦田さんも松雪泰子さんと共演した連ドラ『Mother』(10年放送)で見せた、どこか寂しげ、はかなげな表情に“天才”を感じましたが、加藤さんもヒケを取りません」

 だからと言って“第2の芦田愛菜”になれるかどうかは未知数だ。

「運も必要ですし、成長するにつれて顔立ちや体形も変わります。今は親の意向が強く働くでしょうが、自我が芽生えた時に性格的に芸能界の水が合うかどうかもある。芦田さんは幼い頃の面影を残しつつ、うまく大人の女性になれた稀有な例ですからね。もちろん、柚凪ちゃんにもその可能性は感じます」(前出の芸能プロ関係者)

 加藤の5年後、10年後が楽しみだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  4. 4

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  5. 5

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  1. 6

    芸能界を去った中居正広氏と同じく白髪姿の小沢一敬…女性タレントが明かした近況

  2. 7

    元フジ中野美奈子アナがテレビ出演で話題…"中居熱愛"イメージ払拭と政界進出の可能性

  3. 8

    中居正広氏、石橋貴明に続く“セクハラ常習者”は戦々恐々 フジテレビ問題が日本版#MeToo運動へ

  4. 9

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  5. 10

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  4. 4

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  5. 5

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    下半身醜聞の川﨑春花に新展開! 突然の復帰発表に《メジャー予選会出場への打算》と痛烈パンチ

  3. 8

    モー娘。「裏アカ」内紛劇でアイドルビジネスの限界露呈か…デジタルネイティブ世代を管理する難しさ

  4. 9

    伸び悩む巨人若手の尻に火をつける“劇薬”の効能…秋広優人は「停滞」、浅野翔吾は「元気なし」

  5. 10

    小松菜奈&見上愛「区別がつかない説」についに終止符!2人の違いは鼻ピアスだった